Lady Chatterley’s Lover(淑女チャタリーの愛人)

邦題を付けるかどうかどうかですが、映画に見られますように、「付けていらないのに、」と思う事が私は多い。ですから今まで訳した小説二つには邦題は付けていません。原作者に任せています。

「淑女チャタリーの愛人」と邦題を付けたのは、この本の冒頭部分しか読んでいませんが、これはちゃんと訳してあげたらきっともっと違う何かが浮かび上がってくると確信し、題名の付け方が駄目だと思ったからです。淑女である人が熱心に男の体を求めた。その事を人々は姦通、不倫と口々に言い、宗教はそれを否定する。しかし私を含め、多くの女は決して否定はしない。女も性欲を持ち、積極的に男を求めます。その理由があったら尚更です。つづく