ちゃんと一人でゆっくり訳しなさい

Good-bye to All That工藤政司最新刊の紹介に「・・古きイギリス的伝統を痛烈に批判・・」と書いてある。彼らは英文をそのまま訳さない、何百頁も著者の書かない、遣わない単語を加えて訳す。彼らというのは、出版社と翻訳者のことです。一頁目から話がずれると300頁、600頁に及ぶとまるで原作者が書いたものと違ったものになる。

人は自国の伝統を否定できはする、しかし人は自国の伝統の只中を生きる、否定はできても一掃できない。Robert Gravesは自国の伝統を否定しない、否定したい人でもない。私が訳した限りでは彼はイングランドゥに、またアイルランドゥに誇りを持っている。彼は誇りの高い人である。

翻訳者は一冊の原文を皆で訳さず、書いてないことを付け足さずに訳すしかない。貴方がたが意訳だとか何とか言い訳をして正しくない翻訳文をNETや書店に並べるのは良くない。時間がかかって儲けにならなくても、原作者及び、原作、その本の発行国に徒(いたづら)にdamageを貴方の名誉欲や怠け心で与えてはいけない。

今日一日目から書いている頁数が改ざんされていたのを見つけた。12が二つある、同じ内容にはなっていない。今週中に3つのサイトの頁数を全部直そうと思う。何かを忘れたな、何かを間違ったままにしているなとふと思っても直すのは大変だ。そのままにして置くしかない時もあったが、数えるほどだ。