さよならが

We the peoples of the united nations determined to save succeeding generations from the scourge of war, which twice in our lifetime has brought untold sorrow to mankind,これは国連憲章の前文である。which twice in our lifetime、生涯二度というのは、第一次と第二次世界戦争を言うのだろう。

戦争はそれだけではなかった。アメリカはその直前フィリピンと戦争をしている、当然アメリカのことだから正義の戦いと吹聴する。それ以前長い間フィリピンはスペインの植民地だったが、米西戦争でアメリカの植民地になった。アメリカは日本が戦いに加わると気に入らない。アジアに遠い自国がアジアに進出し、アジアの植民地化を目指し、今尚そうであるのに、他国を標的にして、自国の責任を認めない。フィリピンでも日本軍はフィリピン女性千人以上を売春婦にしていたと言っている。アメリカと国連のこうした手法は新聞、TV、Net、文学、文化など真実を求めて報道し、視聴し、表現する全てを滅ぼす。滅びたのは私達日本人とその文化ではない。

従軍慰安婦は欲望を充足させるために厚生省が派遣した。厚生省は終戦と同時に関係書類を全て燃やした。当然である。そして全ての日本兵士に黙秘を義務付けた。もちろん戦地で見聞きした他の全ての黙秘を義務づけた。父は戦前戦後と公務員だったから何も言わなかった。だから母も私達子供も戦地での父のことを何も知らない。それでいい。父は偉かったと私は思う。11