さよならが

或る日私は住んでいた新築の市営住宅の一角で猛烈な腹部の激痛に襲われる。田中角栄である島津貴子扮する中村真知子がこの団地の私の部屋の斜め下に来た頃だ。立っていることさえできないほどの激痛だった。私は元々生理の痛みがひどく、転げ回るほどだ。しかし生理ではない、あの日の前日、私に薬を飲ませて一体私の体から何を奪ったのか、私は生まれたばかりの子供を乳母車に乗せて痛みをこらえて病院に行った。医者は「強い薬で、副作用がありますがそれでもいいですか?」と言い、薬を処方し、私はその場で直ぐに激痛から解放された。ちょうど昼休みだったのか、心配した医者は私と子供を帰り道で見つけると「乗って行かないか?」と言った。私は断り、医者はそのまま去った。その医者が私を知らない筈はないが、彼のおかげで助かった。その時も今も私は何時殺されるか分からない。殺すのは皇室である。

政治の世界にも文学界にも芸能界にも整形していない人は一人もいない。整形は勝手にさせていいものではない。整形した一人の人間の裏に、泣いている人間が何人いるか分からない。整形は殺人を超える犯罪である。私が島田紳助、和田アキ子司会フジTV「ビューティー・コロシアム」という整形番組を批判した時、その番組のスタッフは消えた。名前を変え、顔を変えた。私の記事が今あるかどうか分からない。コロシアムという番組名を付けるだけで非常識。19