さよならが


アメリカが医学を主導するまで日本では医者はドイツ語でカルテを書いた。私も看護学校でドイツ語を習った。もちろん英語も習いはしたが。私の頃がおそらくドイツ語を医学関係者が学んだ最後なのかも知れない。ドイツのヒトラーは、ただの役者だと思うし、あのユダヤ人少女アンネ・フランク、あの顔は、今は画像をかなり変えたが、エリザベス女王の幼い頃の顔と同じだった。彼女も単なる役者、実は「故」ではなく米軍兵の子供だと大嘘を言っていた今ではその経歴も消したアン・ルイスこそエリザベス・テイラーで、アンネ・フランクで、エリザベス女王。

ユダヤ人虐殺物語を書いた複数の高名な小説家がいるに決まっている。高名とはいえ、過ぎたことを日々この身で辿るのではなく、一望できる私達現在生きる者からすると、矛盾だらけである。私のような経験の浅い翻訳家と始めたばかりの小説家でも事実と言われている、例えば日本の零戦はフィリピンに降り立ち、実はB29としてアメリカが全て盗んで使った、実際は盗んだのではなく、皇室と空軍とマッカーサーのいたフィリピンが結託していたに過ぎないという話まで簡単に作れる。国民が税金を払っているのだから、やはり盗みに過ぎない。皇室関係者が税を納めている筈がない。物語を作れるのはこれこそ真実だという思いがあるからだ。

ドイツの人々はアメリカ主導の第二次世界戦争と戦後処理に賛成したのだろうか?ヒトラーという悪役がいなくなったのでほっとしただけなのだろうか?資本主義者と共産主義者に国を分断された時、何か間違っていたような気はしなかったのだろうか?医学がオランダからドイツそしてアメリカ主導へと日本のように変遷して行った国は他にもあるだろう。医学は嘗ては儲かったが、今後人を騙したり盗んだり殺したりする以外に儲かることはないと言うのに、人の命を弄び、政治の道具にしようとする愚かで残虐極まりない人々は絶えない。61


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